今後やりたいこと レッスンというか講座というか
たまに、「レッスンはやらないんですか?」と聞かれます。
もちろん、オファーしてくださったら有り難くやらせていただきたいです。
でもそれより、「いやいや、私の方が学びたいですよ!!」といった感じです(笑)
今でも生け花のお稽古通いは続けていますが、本当はもっといろんな先生のお稽古に行きたいのです。
むしろ、年に一度くらい、どこかの花屋さんで実務研修とかさせてもらえないかしらと思うくらいです。
会社勤めしてる方って、頻繁に業界のセミナーや勉強会に行かれてますよね。
インドに研修行くために2週間くらい休業するカレー屋さんがあったりしますよね。
花屋業は、あまり外部で勉強する機会が設けられていないような気がします。(なので、自主練するか、花展を観に行くとかの限られた範囲になりがち?)
仕事すること自体が練習になってる、っていう考えの人もいますが、
じゃあ、大谷選手が試合だけして他の時間は練習しないであんな風になれたか?ってことです。
プロになっても、お稽古や勉強続けていかないと、現状維持も難しいぞって思うんです。
ましては私のような青いやつは・・・
だから、自分も学びたいし、あんまり一方通行で「教える」って感じのことに興味が湧かないのです。
だって、100あるものを人に伝えたら90とか80とか、目減りするだけのような気がしませんか?
なので、むしろ、お互い学び合うような研究会のようなイメージの方が面白そうだなって思ってます。
一緒にやったら120にも200にも1000にもなるような。
花屋のレッスンというと、母の日に向けてカーネーションのアレンジメントを作りましょうとか、初秋に実物を使ったブーケを作りましょうといった、日常に花を系のレッスンや、
もしくは、
フラワー○○検定取得のための講座というような、次のレッスン講師を輩出するためのプロ養成講座などがあります。
そういうものが確かに求められているし、そしてその需要を十分満たす先生方が既にたくさんいらっしゃいます。
私はというと、“「花」を教える”というダイレクトなレッスンよりも、
“「花を通して」○○を学ぶ”っていう事の方がすごく興味があります。
仕事でもそうですが、
ブーケを作るのではなくて、花を通して感謝を表すシチュエーションを作る、
花作品を作るのではなくて、花を通して居心地のよい空間を作る、
といったように、“花を通して○○をする”、というスタンスが大事かなと思っています。
なので、“「花を通して」○○を学ぶ”という広い視野での「教養講座」のようなものがいつかやりたいなぁと思っています。
花作品が作りたい人や、フラワーデザイナーだけじゃなくて、
グラフィックやファッションやプロダクトなど、他の分野のデザイナーやクリエイターにも共通するような、普遍的な美や感動や文化を、複数回に渡って学んでいくイメージです。
例えば、
花と色彩
花と和歌
花と意匠
花と映画
花と文学
花と絵画
花とファッション
花と行事/儀式
・・・などなど!
花はあくまでも情報編集の切り口であって、学ぶことはもっと広い範囲の文化、歴史、知識です。
もちろん私が教えるんじゃなくて、各分野の専門家を招いて、私がファシリテイターになるかなんかして、トークショー形式やワークショップ形式で行っていくようなのがいいでしょうか。
問題なのは、
誰とやるかと、どういう建て付けでやるか。
これだと1人手弁当でやるスケールを超えてるので。。。
だけど、もっと大事なのは、
こんなん需要あるのか?ってことです(笑)
とりあえず、2,3年温めて考えてみようかなーーーと思います!
一緒にやろうよっていう方、
こうしたらいいよって教えてくださる方、
スポンサーになってくださる方(!)、ご連絡お待ちしていま〜す♪(はーと)
●オートクチュール・フラワーブランド「装花TOKYO」
「装花TOKYO」は、店舗を持たないアトリエスタイルのオートクチュール・フラワーブランドです。命ある生花のみを使い、特別なシーンのフラワースタイリングをオーダーメイドでご提供しています。
●オーダー内容
商品ディスプレイや撮影用プロップ、プロモーションイベントのフォトブース作りなど、特別なシーンにおいて、草花が持つ命のインパクトと視覚的魅力を活かした空間づくりをサポートしています。
・オーダーメニュー 【定期装花/撮影のフラワースタイリング/イベント装花/お祝い花など】
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