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2018-10-01

庭園とサルサと感受性のフタ

秋のシャキッとした空気、どこを歩いていても金木犀の薫りがして気持ちがいい季節です。

先日は、雨と台風の合間の晴れた日、旧芝離宮恩賜庭園でボーッとしてきました。

暇があったらいつでもどこでもピクニックできるようにレジャーシートを常備していたのですね〜

コオロギさんも出てきてくれました。

 

キノコも元気に生えていました。食べたらハイになりそう??それとも・・・

 

久しぶりに植物に囲まれる中で力を抜いたら、突然周囲の音がうるさく聴こえてきました。

電車の音、車の音、人の声、判別のできない雑音。

 

浜松町の駅のそばにある、都会のど真ん中の庭園だから仕方ないのですが、いつも都会を歩いていてもうるさく感じないのは、不快なものを感じないように、感受性にフタをしていたからなんでしょうね。

気をゆるして五感が解放されると、突然自分が不快なものに囲まれていることを実感します。

 

 

昔、サルサという踊りをやっていた時があります。

男女のペアダンスで、上半身の一部と手は密着して踊るんですね。

女性は、男性のリードに従って踊ります。
次のステップは前に出るのか、横に出るのか、次にスピンするのか、
すべて男性がアドリブで決めて、女性の腰や手をリードすることで意思を伝えます。

振り付けもなく、打ち合わせもなく、女性はそのリードを瞬間的に察知して瞬間的に動くんです。

女性にどう踊ろうかという意志はなくって、ただ男性がどうしたいのか察知するために、体に伝わるリードをよく感じているだけ。

普段の生活では目で判断したり、言葉でコミュニケーションを取っているのに、体から伝わるもので判断して動くという事をしないといけないのですから、

必死に相手がどうしたいのかな〜??って感じられるように、全身をセンサーのように受信感度MAXにして、感受性を解放している状態なんですね。

 

そうやって、感度MAXにしていると、相手のことがよく伝わってきます。

 

サルサの初心者クラスには、女性と話すこともできないような挙動不信な男性や、清潔感のない男性もいたりします。

(実在した個性的な面々)

 

普段接することのないそんな男性と密着しなくてはいけないのですから、最初はちょっと気が引けるのですが、感受性が解放されていると、

「ああこの人、極度に好感度低いけど、とても温かい心を持った人なんだな(笑)」

とか、目からの先入観に左右されない、本当のその人自身が、話さなくても肌からものすごく伝わってくるんですね。

それに、音楽と融け合うような、先生の気持ちいいリードもメロメロになるくらいダイレクトに体に響いてきます。

 

いい相手と組めたり、先生からそういった良いエネルギーを頂けた時は最高なのですが、

 

逆に、
痛いリードだったり、セクハラや下品な感じはもちろん、
自分のことしか考えていない感じだったり、
心の冷たい感じだったり、
あんまり音楽もダンスも好きじゃないんだろうなって感じだったり、
とにかく奥底にうごめく重苦しい闇の感じだったり、、、、

そういうネガティブな発信も余すこと無く受信してしまうので、

ヒドい時は家に帰ってから寝込んでしまう時もありました。

誰だってそういうのは嫌だと思うのですが、受信センサー全開にしている時のダメージの大きさったらないのです。

 

サルサの特性上、感受性MAXにしなくてはいけないのも、初心者に不快な人が多いのも変わらないので、

あとは気持ちのいい人が多い上級者クラスに行くしかなかったんです。

私が上達するのが先か、ダメージで潰れるのが先か・・・っていう状態だったのですが、結局耐え切れずに辞めてしまいました。

 

普段の生活も、やっぱり全部感じていたら心身がモタナイので、きっと私たちは無意識に感受性をOFFしているのでしょうね。

身の回りに不快なものがあればあるほど、感受性のセンサーにフタをして。

 

なんだか、自分にとても可愛そうなことをしているような気がしてきました。

 

今度、全部感受性を解放しても心地よさを感じられるような場所を探して、もっとたくさん自分をそういう場所に連れていってやりたいなと思います。

自分が普段いる場所をもっと心地よくしてやることが一番いいのですけどね。

どこかいい場所がありましたら教えていただきたいです!

 

秋明菊も咲いていました

 

露草の真ん中の黄色い部分は花粉のない仮の雄しべで、虫を引き寄せるために付いています。虫に受粉してもらえない時は、クルッと巻き上げるように下の方の雌しべを閉じ、自分で受粉するようになっています。

 

ずーっと萩の道が続いていました。

 

 

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