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2018-10-06

電車の席、譲る話、譲られた話

(秋色のヒューゲラを育てることにしました)

 

おばあさんがヨレヨレっと電車に乗ってくる。

ドア付近に立っている私は誰か席を譲るかな、と見ている。

何人かの人がチラリと見て気づいて、やや間があった後、1人の女性が立ち上がり、「あの、どうぞ。。。」と小さな声でおばあさんに声をかける。

すると、おばあさんは言う。

「いーのいーの!すぐ降りるから♪」

席を譲った女性、もう立ち上がっちゃった体を収めどころ無さげに、とりあえず元の席に戻す。

勇気のセレモニーは不発に終わって、

目の前に立ってるおばあさんを見ないようにバツ悪そうにスマホをいじる。

そして、周りの人達の空気、

「譲らなくてよかった~・・・」

そしてその女性、きっと後から電車に乗って来る人達の視線に対して、

「違うの!席譲らない訳じゃないのよ!譲ったけど既に断られ済みなだけなのよ!」

と心の中で弁解してるに違いない(笑)

電車の中でよく見るシーン。

腰が痛いから、座ると立つ時辛いとか、本当に座りたくない方もいらっしゃると思いますが、良かれと思って遠慮してる方もいらっしゃるのじゃないでしょうかね。

そうやって譲ったのに断られた人や、それを見た人たちの中には、

「譲っても逆に迷惑になるかも」

とか、

「恥かくだけだから譲りたくないな」

と思う方が少なからず出てきてしまうような気もするんですね。

そうすると、この先本当に席を譲って欲しい人が譲ってもらえなくなるような事が起きたらもったいないなぁ、素直に「ありがとう」って座ってくれたらいいんだけどなぁなんて思うのでした。

もし鉄道会社でキャンペーンやるのなら、「席を譲りましょう」じゃなくて、「ありがたく座りましょう」キャンペーンの方がいいな!

あ、全然倫理観をふりかざす訳でもなくて、譲るのも譲られるのも、本人に余裕があればねってくらいでいいと思うのですが。

そういえば以前、踊りの会の皆さんと電車に乗った時、大学生くらいの男の子が数人で座っていて、私が目の前に立ったら、

なぜか「座りますか、、、?」と席を譲られました(笑)

みんなで着物着てたから極道みたいで怖かったのかしら。

足腰めっちゃ元気ですが、とりあえず、

「優しいじゃん♪ありがと^^」

と、ちゃっかり座らせてもらいました(笑)

 

 

 

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