負けず嫌い
アスリートの方とかすごく負けず嫌いだったりしますけど、
私はあんまりそういう所がなくて、
なぜ負けず嫌いじゃないか、そのルーツを考えてみたのですが、
それは、小学3年生の時に大好きだった大ちゃんという女の子にあったのだと気づきました。
大ちゃんは、スポーツ万能で頭も良く、美人で面白くてリーダーシップもありました。
当時流行ってたアイドルの曲をいち早く覚えて休み時間に披露したり、長い髪の子が多い中で最初にショートカットにしたり、ランドセルをやめて巾着袋にしたり、そんなトレンドリーダー的な大ちゃんにみんな憧れて真似するほどでした。
そんな大ちゃんとよく給食の後の休み時間に校庭でバスケをやってたんです。
私は誰か転んだり、ボールが頭に当たったりっていうハプニングで爆笑して、それが楽しくてやってたんですが、
大ちゃんは勝負にこだわって、誰かがミスするとチッ!みたいに本気でイラついてるんですね。
そして負けると本気で悔しがるわけです。
大ちゃんが大好きだった私は、大ちゃんの機嫌がバスケの勝敗次第で左右されるのがとても悲しかったんです。
大ちゃんが相手チームの時は、自分のチームが勝っても、大ちゃんがこんなに心を乱すなら、勝ったって全く意味がないとまで思ってしまってました。
そんなこんなで、勝つとか負けるとか、そんなのつまらないと思うようになったんですね。
それで、どちらかというとダンスとか、音楽とか、花とか、定量的に勝敗が決めにくいものが好きな傾向にあったり、
勝つとか負けるとかよりも、笑える方がいいし、負けても別に悔しくもないようになっていきました。
でも、それって負けず嫌いじゃないっていうだけじゃなくて、勝負しない人間ってことかなーって、最近は思ったり。
気づく事から何か変わっていくでしょうか。
人生はまだまだ続く。。。