ロックに生きたくなる!元気が出る青春映画
私は、「音楽+さえない男+青春」
っていう組み合わせの映画が大好きで、
あの頃ペニーレインと
色即ぜねれいしょん
アイデンアンドティティ
スクールオブロック
などなど好きなんですが、
今回もそんな映画をアマプラで観てしまいました。
「シング・ストリート」。
さえない高校生の男の子が
抑圧を受けて
バンド組んで
恋して
成長して
抑圧なんかクソくらえってなって
ロックに生きる!
みたいな、
そりゃもうベタなストーリーですし、
お察しの通りライブシーンがクライマックスなんですけど、
そのベタな流れが一番グッとくるんですよね。
もう、バンドメンバーを集める流れとかワクワクするし、
親とか先生ともめるとか、
恋がうまくいかないとか、
でも、音楽はいつも俺たちの味方で夢中になっていくみたいな、
たまらなく甘酸っぱくて好きなんです。
この映画では、主人公のお兄ちゃんが重要人物で、
まだ初心者だからと、やんわりカバー曲なんかをやってる弟のテープをメタメタに踏みつけて、こう発破かけるんですよね。
「Rock ‘n’ Roll is a risk! You risk being ridiculed!」
(ロックってのはな、リスクをとるってことなんだよ!人に笑われる覚悟を持てよ!」
そして、弟が彼女と旅立とうとする時、
「歌詞を書いたからいつか曲にしてくれよ」
と言って紙を渡して送り出すんです。
エンディングの旅立ちのシーンでかかる曲は、
おそらく後になってお兄ちゃんの書いた歌詞に曲をつけたものなんだろうなぁと思いながら聴くと胸アツ・・・!
好きなことをやって、
何かを突破したいと思ったら、
傷ついたり笑われたりする覚悟が必要。
正しいこととか、間違ってないこととか、上手にできる事しかやらなければ、
失敗しないし、恥かくこともないけど、
それは自分自身じゃなく、他の誰かでもできることの範囲を超えていないから、
偽物だって気づかれてしまう。
初心者だから、謙虚にしなくちゃだから、
まだ評価されたくないからっていう言い訳で傷つきたくないだけの人もいる。
馬鹿にされて恥ずかしくて悔しがること、
私もいっぱいありました。
それでも、そういう事味わう覚悟を持って、突破していかなくてはいけないんです。
「正しくはないし、うまくはない。でもこれが今の私だから。」
そうやっていつもその時の自分を堂々と出していくしかない。
今が踏ん張り時の方、
これからブレイクしていこうという方、
この映画を観たら、きっとロックに生きようって元気が出ますよ〜!
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