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2016-10-24

「あれはすごい無駄だったのだ」<ヨーロッパ視察旅行>

よく「無駄だったことなど何もない」なんてことを、自分の過去の迷走や苦しみに対してとか、友人を励ますために言いがちですが、

キッパリと「あれはすごい無駄だったのだ」と認めなくてはいけないのではないかと思うのです。

そういう絶対に、二度と、踏み込んではいけない黒い淵が
これから訪れる人生に一滴たりとも滲み込ませてはいけない苦汁が、人にはあるのだから。

この前散歩したオランダのヒルフィリスムの森の中。

大きな木、中くらいの木、低い木、膝ぐらいの草、地面を這うツタ、ふかふかの土の中には微生物、そして昆虫や鳥

それぞれが自分の生きる場所を知っている。

全てが繋がってここに一つになっているような、
ここ一つに全てがあるような、
無いものなど何も無い、
完成された地球の仕組みを観たような感覚に包まれました

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