アトリエ移転しました

2月下旬、小さな小さなアトリエから、小さなアトリエに移転しました。

場所は、明大前徒歩1分。窓からホームが見える距離なので、数分おきに発車アラームの「ふぁ～んふぁ～～ん（#ド～シ～）」がリフレインして気が狂いそうになりますが、とてもいい環境です。

狭くて収納もないので、モノをなるべく置かないようにしよう、いや、モノを置いてその陰に資材を隠そうか？などと思案中であります。

なるべく新しいモノは買わず、買ってもセカンドユーズのもの、アンティークもの・・・それが無理なら自分が長年使い込んでアンティークものに育てられそうなもの・・・などにしたいと思っています。

地球のサスティナビリティーを考えたら、あれこれ新製品を買わない方がいいというのもありますし、

使い込まれたものや、シャビーなデザインのものは、なんといっても、汚れたり傷がついても画になる！（笑）

つまりは、古くなったから新しいのを買おう、という勿体無いことを防いで、長く使えるという利点があります。

そういう意味では、シンプルでモダンなデザインは、ビシっと一点の曇りもなく綺麗であることで魅力が成立しているので、傷や汚れがついた瞬間に、疲れたような古びたような印象に変わってしまい、長く使うには向いてないかなと思いますので、デザインもこなれた感じのものを選択したいです。

それから、素材はなるべくプラスチックのものを置きたくないと思っています。

石油からつくられていますし、何よりも味気ない、無機質、表情がないですね。

木、鉄、真鍮、陶器、ガラスなど、なるべく自然に還る素材で、デザインも重厚感や丁寧さが感じられるものなどをなるべく選択したいです。

身の回りに、手間暇が感じられるもの、味わい、表情があるものを置けたら最高です。

別に高級なものでなくてもいいんです

見て触って、安っぽい気持ち、荒れたような気持ちになるものがない環境、綺麗だな、素敵だなと、キュンとできるもので囲まれた環境づくりは、モノづくりをする人間には必要だな、と思っています。

でも、身の回りのモノを早く揃えないと仕事にならないので、こだわるのは難しい（笑）