角川映画が好きだ!
ご飯を食べる時にちょこちょこ映画を観るようになった。
2時間まとまっと時間を取ろうとすると、いつまでも映画を観る時間が作れなかったりするけれど、ちょこちょこ観ていると、月に5本くらいは観れる。
最近は、「セッション」、「人間の証明」、「スローなブギにしてくれ」などを観た。
松田優作主演の「人間の証明」、浅野温子主演の「スローなブギにしてくれ」は、70〜80年代の角川映画。
この時代の角川映画はいいですね〜
テーマソングや音楽がいい。
そして、女優の輝きに関しては、原石発掘した感がすごい。
そして、五感に押し寄せる感覚がざわざわと溢れるほどある。
湿気とか温度とか、汗の臭いとか。
味気のない映画を、人間に聞こえない周波数がごっそりカットされたCDの音だとすると、
この時代の角川映画はアナログレコードの音のように、まるまると生々しく全てが含まれているように感じる。
あらすじが面白くなくても(ごめんなさい〜)、すごく味わう価値のある面白味があるから不思議だ。
それをなんというか。角川臭とでも呼ぼうか。
「人間の証明」なんて、舞台がニューヨークのマンハッタンなのに、タイトルバックの角川臭ときたら!!
そして、原田知世とか薬師丸ひろ子の歌とか、もうそれだけで1本映画観たみたいにそっちの世界に連れて行かれますね。
ここからは私の個人的イメージにすぎないですが、
80年代って今よりなんだかもっと背伸びして大人っぽくしていたような気がします。
20歳でジャケット羽織って赤い口紅して、もう大人扱いされたいというか。
でも、今と違って事前の情報なんて限られてるから、自分で体当たりして知っていくしかなくて、そんなだから背伸びしてるけど、危うい。
映画や歌の世界の中で、そんな大人のフリしても何も持ってない純な女が、どっぷりと恋に落ちて、なりふりかまわず、めちゃくちゃにぶつかっていく姿を観ると、もう、切なくて愛らしくてたまりません!
今は、年齢より下に見られるように子どもっぽくして、でも、なんでも行動する前に情報を得られるから頭の中は老けている人も多いかも。
そういう人が作るものって、
映像があってもドラマがない映画とか、
歌詞はあっても詩がない歌とか、
そんな味気ないものになっちゃうんじゃないかと、少し物悲しく思っています。
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